大好きなことで楽しく働こう!自己実現の時代だ!…などなど、最近は好きなことを仕事にすることをおすすめするネット記事やビジネス書をたくさん見かけますよね。
もちろん、自分が大好きなことを仕事にすれば高いパフォーマンスとモチベーションで働くことができるでしょうが、一方で始める前に知っておくべきリスクやデメリットがあるのも確かです。
この記事では、実際に自分が大好きなこと・人生で達成したいことを仕事にしている私が、「好きなことを仕事にすることのメリットとデメリット」について説明します。
実体験に基づいて正直な体験談を書きますので、これから新しい仕事を始めようと考えている方の参考になると思います。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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好きなことを仕事にするメリット
まずは好きなことを仕事にする具体的なメリットを見ていきましょう。
好きなことを仕事にすることのメリットとしては、次のようなことが挙げられます。
好きなことを仕事にするメリット
- ①わくわくしながら仕事ができる!
- ②24時間365日!やりがいを感じながら仕事に取り組める
- ③好きなことならどんなつらい壁でも乗り越えられる
以下でそれぞれの項目についてくわしく説明します。
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①わくわくしながら仕事ができる!
9時間の固定労働に2~3時間の残業、通勤に往復2時間かかると仮定すると半日以上の時間を「仕事」というタスクで消費していることになります。
そんな時間をやりたくない仕事で過ごすのはなかなか苦痛ですが、好きなことが仕事だった場合はどうでしょうか?
きっと時間が経つのも忘れて仕事に夢中になりますよね。
ましてや好きなことをしているので「ああ、仕事したくないなぁ」なんて思うこともほとんどありません。
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②24時間365日!やりがいを感じながら仕事に取り組める
上司に「やりがいをもって仕事しろ!」なんて叱咤される場面があります。
しかし嫌な仕事でやりがいを感じるなんて到底無理な話です。
続けていくうちに責任や目標が見つかり、やりがいを感じられることはあるかもしれませんが、好きなことを仕事にした場合と比較するとやはり段違いです。
好きなことだからこそやりがいを感じられるというのは大きなメリットと言えるでしょう。
③好きなことならどんなつらい壁でも乗り越えられる
どんな仕事でも人間である以上は辛い壁に当たることがあります。
嫌いな仕事で壁に当たると、とんでもないストレスを抱えることになりますよね。
しかし好きな仕事であれば「自分を成長させるための壁だ」と感じることができるので、幾分か壁を越えやすいと私は感じました。
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好きなことを仕事にするデメリット:辛い?後悔することもある?
多かれ少なかれ、メリットがある以上はデメリットもあります。
「好きな仕事なのにデメリットなんてあるの?」そう思う方もいるとは思いますが、これはまぎれもない事実ですね。
実際に私が好きなことを仕事にしてみて感じているデメリットとしては次のようなことがあります。
好きなことを仕事にするデメリット(実体験)
- ①理想と現実が必ずしも同じとは限らない
- ②お金・労働時間…など、仕事以外の面で満足できない可能性がある
- ③時には大好きだったことが嫌いになる瞬間も…
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①理想と現実が必ずしも同じとは限らない
好きなことを仕事にしてみたと仮定しましょう。
ほとんどの人は理想と現実の差に落胆してしまいます。
私も今まで数々の後輩が退職していくのを見てきましたが、その理由は「想像していた仕事とは違った」というものが大半を占めていました。
何もかもが上手くいくのは想像の世界だけです。
特に若い人は社会人としての経験も浅く、メリットばかりを考えてしまう傾向にあるようですね。
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②お金・労働時間…など、仕事以外の面で満足できない可能性がある
好きなことを仕事にするところまでは良いですが、給与・労働時間・休暇において全てが満足のいく結果になることは非常に難しいです。
どんなに大好きな仕事でも、給与が低く家族を養うことが困難だったり、労働時間が長すぎて過労で倒れてしまっては元も子もないですよね。
それによって不満やストレスが溜まるようでは、好きな仕事に就く意味がなくなってしまいます。
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③時には大好きだったことが嫌いになる瞬間も…
今後10年、20年…と、延々とモチベーションを保ち続けたり、好きな仕事が好きなままでいられるという保証はどこにもありません。
時には仕事に飽きたり壁を越えることができずに嫌いになってしまうこともあります。
私もそのひとりでしたが、実力主義の仕事に就くと周囲との力の差を感じることが多く、好きな仕事が嫌いになる可能性が非常に高いと感じました。
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好きなことを仕事する前に必要な準備と心構え
実際に仕事に就いてから後悔する人が多いという話をしてきました。
ですが、好きなことを仕事にして後悔せずに成功している人も少なくありません。
では、後悔する人としない人の差はいったい何なのでしょうか?
その違いは次のことを理解しているかどうかによって変わります。
①将来のビジョンと向き合う
好きなことを仕事にしている自分の姿を想像してみましょう。
「かっこいい」「楽しそう」だけでは仕事としてなり立ちませんし、それだけの理由で仕事にしたいと思っているのであればそれは趣味で十分です。
現実的な部分までしっかりと想像してみると、仕事にしたときのリスクが見えてきます。
理想と現実のギャップの差を埋めることによって後悔することは少なくなると言えるでしょう。
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②途中で逃げ出さない覚悟を持つ
どんなに辛いことがあっても「好きなことだから頑張れる」という覚悟をもって臨みましょう。
仕事にする以上は逃げ出したくなるような場面と必ず遭遇します。
もちろんその場から逃げることは可能ですが、そんな生半可な覚悟で仕事に臨むのであれば嫌いな仕事をしているのと変わりませんよね。
③辛くなってしまった時に取るべき行動
逃げ出すまではいかなくてもやはり辛くなる時はあります。
そんなときは「好きなことを仕事にしたかった自分」を思い出してみましょう。
初心に返ることで改めて仕事に対するやりがいを感じたり、目標を再確認することができてモチベーションのUPにも繋がります。
少し仕事から離れてリフレッシュすることも効果的です。
まとめ
今回は、好きなことを仕事にした場合のメリットやデメリットについて解説しました。
本文でも紹介しましたが、理想と現実のギャップを乗り越えられるかどうかが重要な壁だと私は思います。
就職や転職をお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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