新しい会社への所属が決まると、必ずと言っていいほど「歓迎会」が行われますよね。
歓迎会の場は、新入社員としては先輩や上司に顔を覚えてもらったり、いち早く職場に馴染むためのコミュニケーションの場として非常に重要な場です。
しかし、新入社員だけでなく、歓迎する側の社員にも「歓迎会に行きたくない」と感じる人って実はすごく多いんですよね(かくいう私も、20代のころはこういう飲み会には行きたくない人のひとりでした笑)
今回は、「歓迎会などの飲み会が苦手」「お酒の場が苦手」という方たちのために、上手な対処法とどうしても行きたくない場合の断り方を解説しますので、参考にしてみてください。
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この記事でわかること
歓迎会に行きたくない…という方へ!これなら飲み会苦手でもできる対処法
歓迎会に行きたくない…、でも基本的にはいかざるを得ないというのが現実ですよね。
そこで、行きたくない理由別に、なんとか楽しく・あなたの職場での評価を下げずに乗り切るための対処法を紹介します。
会社の歓迎会に行きたくない…。よくある理由
- ①飲み会でのコミュニケーションが苦手
- ②大騒ぎするのが嫌い
- ③お酒が飲めない
- ④二次会のカラオケが苦手
- ⑤年齢差のある人とうちとけられない
- ⑥幹事をやるのが苦手
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①飲み会でのコミュニケーションが苦手:情報収集の場として割り切ろう!
飲み会の場でまわりの人と上手にコミュニケーションをうまく取れないことが理由で歓迎会が苦手…という方は多いと思います。
こういう方におすすめなのが、「歓迎会の場=職場の情報収集の場」と割り切ってしまうことです。
情報収集といっても、そんなに固く考える必要はありません。
社内でのいろんなウワサを聞かせてもらえばいいのです(ある程度長く職場にいる人であれば、誰しも1つぐらい「人にちょっと話したいウワサ話」はあるものです)
「ウワサを聞いてまわる」というと、なんだかイメージが悪化かもしれませんが、あなたは聞き役になればいいだけですから、罪悪感を持つ必要はまったくありません。
もちろん、すべての話をきまじめに聞いているだけでは疲れてしまいますから、あなたも適度にリラックスしてOKです。
(メインで話をするのはあなたではなく相手ですから、そんなに疲れません)
新入社員であれば顔を覚えてもらうだけでなく、「やる気のある新人だな」と一目置かれてまさに一石二鳥!ですよ。
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②大騒ぎするのが嫌い:だまっていてもニコニコしていればOKです!
飲み会の場ではまわりにまじって大騒ぎしないといけないのがしんどい…と感じている方も多いでしょう。
お酒を飲んだときに気が大きくなってしまうタイプの人は少なくありませんから、そういう人についていくのがつらいというケースは少なくないですよね(一緒になって騒がないとノリが悪いといわれそう…と心配)
しかし、結論から言うと、そういうタイプの人と一緒になって騒いであげる必要はまったくありません(本人も望んでいません)
騒ぎたい人は基本的に「自分が騒ぎたい」というタイプの人がほとんどですから、あなたは相手の気分を害さないようにだけ注意しておけばよいのです。
(ああアホだなあ…と思いながらニコニコとながめておいてあげればOK。人間そういうアホな部分が1個か2個ぐらいあるぐらいの方が愛嬌があるものなのです)
一緒に騒がないといけない!と思い込んでしまうと一気にしんどくなりますので、飲み会で騒ぎたい人がいても、相手が気分よく騒げるようにニコニコしておいてあげるだけでOKと理解しておきましょう(これで精神的にずいぶん楽になりますよ)
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③お酒が飲めない:大丈夫!相手は「あなたがギブアップする姿」が見たいだけです
最近ではアルハラやパワハラといったことが非常にうるさくいわれるようになっていますから、お酒を強要してくるような人はずいぶん少なくなってきました。
とはいえ古い体質の企業では「俺の酒が飲めないのか」なんて怒り出すイタイ管理職がいたりするのも現実です(お酒が入ると自制心を失ってしまう人は少なくありません)
ですが、こういう人を乗り切るのも、考え方をちょっと変えれば非常に簡単なのです。
というのも、こういう人たちは「相手をギブアップさせたい」という気持ちが強いだけだからです(心理的には「俺はこんなに酒が強い」というのを相手との比較であなたや周囲に見せつけたい)
なので対処法はかんたん。早めにあなたがギブアップする姿を見せてあげればいいのです。
具体的には、「すみません。私(僕)ものすごくお酒弱いんです…」と早めに切り上げてしまいましょう。
お酒が強い、弱いなんて仕事の能力にはなんの影響もありませんから、無理して張り合う必要なんてまったくありませんよ。
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④二次会のカラオケが苦手:この2つの対策で乗り切りましょう!
飲み会そのものは好きでも、音痴なのでそのあとにいくカラオケが苦手…という方も少なくないでしょう。
社会人のカラオケでは、どんなに苦手でも1曲は歌うというのがマナーですね。
自分の歓迎会である場合などには誘われたのを断るの非常に難しいというのが現実ですので、参加することは大前提で対策を考えましょう。
カラオケが苦手な人(音痴な人)が、その場を上手に乗り越えるための対策は2つあります。
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音痴であることをむしろアピールする
1つ目は、むしろ音痴であることをアピールする方法です。
↓めちゃくちゃ音痴でも、それを気にせず楽しそうに歌う姿というのはとてもほほえましいものです。
自分でもどうしようもない…というぐらい音痴である自覚のある方は、こちらの方法を選びましょう。
恥ずかしがりながら音痴な人が歌う姿ほど痛々しいものはありませんので、恥は完全に捨て去るのがポイントです(1曲3分程度のことです)
ここでも歌のうまい、下手は仕事のできるできないに全く影響はありませんので、音痴は気にせず歌いましょう(むしろ、こういうときに恥を捨てられるかどうかが評価されたりする)
1曲にしぼって練習しておく
1曲は歌わないといけないのですから、「この1曲だけは歌える」という曲を持っておくのもおすすめです。
↓歌が下手な人でも歌いやすい曲としては以下のようなものがありますよ。
この中から1曲だけを選んで、事前に1人カラオケで練習しておいてください。
「歓迎会のために時間をさいて練習するなんて…」と思われる方もいるかもしれませんが、これも仕事と割り切ってください(そういう感じで練習しに来ている人はほかにもたくさんいます)
事前に練習しておくだけでも当日の緊張ぐあいはまったく違いますよ。
上手に歌う必要はありませんので、「何とか最後まで聞けるレベル」を目指して練習しましょう。
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⑤年齢差のある人とうちとけられない:飲み会の場では年齢差は基本的に無視してOKです(ですますで話すだけ)
歓迎会などの飲み会が苦手な理由として、年齢の離れた上司や先輩とのコミュニケーションに緊張する…ということをあげる方も少なくないでしょう。
年齢差が理由で相手と打ち解けられない人は、ほとんどのケースで「長く生きている人間」というものを過大に評価してしまっています。
次で説明することを参考にしてみて下さい(年上の人とのコミュニケーションに感じるハードルがぐっと下がると思います)
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「年齢」というものを過大に評価しない(年をとっていてもアホな人はアホです)
結論から言うと「人間は年を取るほど賢くなる」というのは幻想にすぎない、ということを理解してください。
年上の相手というのは無意識に「エライ人・賢い人」という先入観を持ってしまいがちですが、実際にはまったくそのようなことはありません。
どんなに年齢が上の人であっても、しょせん「早く生まれただけ」ですから、アホな人はアホですし、賢い人は賢いです(繰り返しになりますが、1つ2つアホなところがあるぐらいの方が人間は愛嬌があります)
年齢が能力に直結するわけではありませんし、社会人20年目、30年目の人でも、人生でいろんなことに悩んでいるのはあなたと全く同じです。
飲み会の場は「こんなにベテランの人でも、こんなことに悩んでいるんだ」ということを知る良い機会です。
年齢というものを過大に評価しすぎず、相手も同じように悩み多き人間なのだ、ということを意識してみてください。
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⑥幹事をやるのが苦手:これだけは仕事と割り切ってやりきりましょう!
幹事が苦手だから飲み会や歓迎会はできれば参加したくない…という新人さんも少なくないでしょう。
ですが、歓迎会など職場の飲み会の幹事だけは率先してやるようにしてください。
というのも、スケジュール調整や会場と資金の管理、大勢の社員を仕切るリーダーシップのようなものを上司は多かれ少なかれ見ている可能性があるからです。
「この前の歓迎会の幹事、すごくがんばっていたね。君はこういう仕事が得意そうだから、今度のプロジェクトも取りまとめ役やってみてよ」なんてことも私の経験上ありましたので、幹事を任されたら「1つ仕事を任された」ぐらいの気持ちで取り組んでみてください。
実際、会社行事の1つである歓迎会というのは、同じ職場の職員どうしが親交を深めるための重要なイベントですから、「仕事の1つ」と考えてもまったく間違いではありません。
心配しないでも、飲み会の幹事は1回やればすぐに慣れるものですよ(仕事として考えれば、こんなに難易度の低い仕事はありません)
大人数で楽しめるお店を知らない…という人は、ぜひまわりの人に意見を求めてみてください。
職場の人はみんな1回ぐらいは自分でも幹事をやったことがあるものですから、きっとあなたにアドバイスをしてくれます。
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自分が歓迎会の主役……。不在なのは問題?
結論から言うと、自分の歓迎会の欠席だけはダメです。
自分の歓迎会は、あなたの長い人生で考えてもそう何度もあるわけではありませんから、なんとか参加する方向で乗り切りましょう。
というのも、「せっかく歓迎会を開いたのに、欠席するような人」というレッテルを貼られてしまっては、その後の職場での評価にも大きなマイナスイメージを持たれてしまうからです。
社会人というのは嫌なことや辛いことがあっても簡単に逃げ出すことができないものですね。
なんどか触れていますが、歓迎会というのは「職場の人どうしが親交を深めるための会社行事」ですから、仕事の1つと割り切って参加するようにしてください。
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どうしても職場の歓迎会に行きたくない場合は?
どうしても歓迎会に行きたくないという人は、事前に幹事さんに相談してみましょう。
相手も社会人なのでいろいろと気を使ってくれますし、柔軟な職場であれば別のかたちで歓迎しようと考えてくれるかもしれません。
会社の伝統行事なので避けることができない…という場合にも、あなたが飲み会の場が苦手であることが相手に伝われば、幹事さんや先輩はその場で何かと気をまわしてくれるものです。
ただし、苦手とはいっても職場での飲み会というものに一度苦手意識をもってしまうと、その後もつらい思いをしなくてはならないので注意してください。
理想的には「楽しくポジティブに乗り切ってしまうこと」ですが、どうしても飲み会や歓迎会の場が苦手な方は、事前に幹事を担当している人に相談してみることで突破口が見つかる可能性があります。
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派遣先の歓迎会って必要?上手な付き合い方と断り方
派遣社員として働いている場合、自社と派遣先の会社の両方で歓迎会が行われることになります。
新年会や忘年会も例外ではないですが、それぞれの会社で出席することになるので苦手な人にとってはかなり苦痛ですよね。
そもそも派遣先の歓迎会って出席する必要があるのでしょうか?両方の意見を交えて上手な断り方も解説します。
同じ会社で働く仲間なので必要
派遣社員と言えど、周りにいるのは同じ職場で同じ目標に向かって頑張る仲間たちです。
そこに会社の壁を作っているようではこの先の仕事に支障が出ますし、信頼関係も生まれなくなってしまうでしょう。
しかし派遣というのは入れ替わりが激しいものなので、そこまで歓迎会を重視しない傾向にあります。
派遣社員だから必要無いと割り切る
あくまで雇用期間が過ぎれば終わりなので気にしないという人もいます。
所属する社員と違って、派遣社員は会費が自腹だったりすることも多く、それを理由に断る人も少なくありません。
どちらの意見も派遣だとそこまで気にかけない場合が多いようです。
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どうしても出席したくない場合に取るべき行動
派遣社員というのは派遣会社が企業とのパイプ役を担っています。
そのため、派遣先の人たちに直接言い辛いことは派遣会社の営業を通して話をしてもらうとスムーズに進むことが多いので、まずは相談してみると良いでしょう。
まとめ
今回は歓迎会に行きたくない…という新社会人の方向けに、職場での評価を下げずに上手に乗り切る対処法について解説しました。
本文でもお伝えしましたが、歓迎会の場というのは貴重な情報が得られたり顔を覚えてもらえたりと、重要な仕事の一部であることを理解してください。
近いうちに新しい職場の歓迎会がひかえているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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