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エステティシャンは「美」に携わるお仕事として女性から人気の高いお仕事です。

でも実際は…。

体のあちこちが痛い、土日も休みが取れない、毎日数字に追われて大変……。

そんな現実に苦しんでいて「辞めたい…もうつらい…」と考えている人が非常に多い業界だと思います。

私は美容系の専門学校を出た後、大手エステサロン会社で営業兼エステティシャン(店舗マネージャー兼)をやっていました(30代後半女性です)

美容ひとすじでやってきた私ですが、限界を感じるようになって現在は別のお仕事をしています。

エステティシャンのキャリアがあればできるお仕事はたくさんあります。

今回は現在エステティシャンとして頑張っているけれど、「つらい、辞めたい…」と感じてしまっている女性の方向けに、エステティシャンだからこそできる次のお仕事について紹介していきます。

エステティシャンによくある悩み

エステティシャンを辞めたいと考えていて、別の仕事に移ることを検討している方は、現在の仕事のどういうところに悩みを抱えているのか?を自分の中で整理しておきましょう。

せっかく転職をしても、次のお仕事で同じような悩みを抱えてしまっては意味がないですよね。

過去の私をふくめ、私のまわりのエステティシャンの人は以下のような悩みを抱えている人が多いです。

①腰痛や腱鞘炎などの不調を抱えている

特にボディのマッサージをやるサロンのエステティシャンだと、ほぼ全員と言っていいほど体に不調を抱えていますよね。

わたしの場合は腰痛がひどく、3日に1回は接骨院通い、夜はお風呂によく長くつかり血行を促進したりして色々とケアしてようやく働けていたような感じでした。

この仕事を体に痛みを抱えながら続けるというのはとても大変なことです。

②契約を取れないと居場所がない

エステサロンのコースは1回払いではなく、10回、20回の長いコースを契約で高額の場合がほとんどですよね。

会社によりますが、契約をとったら給料が上がって出世もする…というように、契約を取れる人だけが賞賛される雰囲気のところもあります。

逆を言えば契約を取れなければ「価値がない人間」の様な扱いをされます(私の場合、これがエステティシャンを辞めたいと考えるようになった一番の理由です)

わたしの場合は、とにかく契約をとることに必死で数字が足りない月は友達に頼み込んでコースを契約してもらったりしていました。

月末になると、目標額が足りなくなる夢を見たりして、精神的にも追い込まれていました。

お客様をキレイにしたい」という思いで入社したはずなのに、会社の都合で必要のないコースを買うようおすすめしないといけないのはとってもつらいことです。

③勤務時間が夜遅い。土日出勤あり

エステティシャンの仕事は、開始時間は比較的遅めですが、仕事が終わる時間も21時、22時などかなり遅めです。

土日も出勤の場合が多く、違う仕事をしている友達とはなかなか時間が合いません。

わたしの場合は、違う仕事をしている友達とは、私がエステティシャンになったのをきっかけに疎遠(そえん)になってしまいました。

プライベートも充実させたい方や、ワークライフバランスを重視する方にはエステティシャンは正直おすすめできませんね。

9時〜17時のお仕事で仕事帰りに女子会したり、買い物したり…といったような働き方ができる事務の女の子たちをうらやましい目で見ていました。

エステティシャンが転職できる仕事は?

つらい部分が多いエステティシャンのお仕事ですが、負荷の大きな仕事である分、エステティシャンとして積んだ経験は別のお仕事をするときにも強い武器になってくれます。

エステティシャンの経験が数年以上ある女性の方は、次に取り組むお仕事として以下のような選択肢が考えられます。

【次の選択肢1】美容部員への転職

美容部員というのは、お化粧品の販売をする人のことですね。

エステティシャンとして働いてきたあなたは、化粧品の販売の仕事は非常にやりやすいと思います。

というのも、私たちは「肌が美しくなる体の仕組み」を知識として理解しているからです。

「以前はエステティシャンとして働いていた」という肩書きがあると、同僚の女性社員の方たちからいちもく置かれるのは間違いありません。

(みんな美容には強い興味を持っている人たちばかりですからね)

美容部員の仕事では、エステティシャンとしての経験がそのまま活かせます。

私はエステティシャンを辞めた後にいろんな仕事を経験しましたが、個人的には美容部員への転職が1番おすすめですね。

私の場合はエステティシャンのあと某大手ドラックストアで美容部員になりました。

ドラッグストアって書くとなんだかお手軽な仕事に見られがちなんですが、そこに所属する美容部員は美容についての知識や経験がないと就職することがなかなか難しい仕事なんですよ(お給料も実はかなりいいです)

元エステティシャンが美容部員として成功できる理由

美容部員になって嬉しかったことのひとつが、とにかく商品が売れることです。

エステティシャンのときは販売するコースや化粧品が高額でなかなか売れませんでした。

これは今考えて見たら簡単なことで、エステに来る人はあくまでも施術を受けに来ているのであって基本的に商品を買いにいきているのではありません。

でもドラックストアにはみんな商品を買うために行きますよね。

それぞれのお客さんがどういう商品を求めてお店に来ているのか?は把握する努力が必要ですが、とにかく商品が売れるのです。

わたしがおすすめした商品を買ってくれる人がたくさんいる!というのは、私にとってとても大きな経験でした。

自分を認めてくれる感じがして「自分はここにいていいのだな」と思えるので、かなり長い間この仕事は続けることができています。

立ち仕事のイメージがありますが、エステティシャンのように無理な姿勢はする必要がないので慢性的な腰痛持ちの私もそれほど問題は感じていません。

【次の選択肢2】営業への転職

美容部員以外にも選択肢はあります。

エステティシャンは技術者である一方で、実は営業マンでもあります(上でも見たように高額コースや月額コースへの勧誘などで実績があるという方もおられるでしょう)

技術を提供しながら、契約を取るというのは大変なことですよね。

わたしのエステティシャン時代の元同僚は、企業の営業に転職した子がいます。

転職活動でも「エステのコース販売をしていました」というのは相当評価が高いようです(女性の面接官だったのも仕事を理解してもらえてラッキーだったと言っていました)

営業として即戦力で採用され、入社後もバンバン契約を取り、たくさんお給料をもらっています(できる営業さんは本当にびっくりするぐらいの金額のボーナスが出ます…

エステティシャンは基本的に女性だけの世界ですが、一般企業の営業職には男性にも立ち混じっていろんな人と出会えるのも楽しいですね。

エステティシャン業界の女だけの世界に疲れた…という方にも営業職はいいかもしれません。

彼女はエステティシャンだった時と比べると、とても生き生きと仕事をしています。

どんな仕事であれ、「職場やお客さんが自分を必要としてくれている」「それをお給料という形で表してもらえる」というのはとても嬉しいものですよね。

営業職の経験はその後のキャリアアップにもつながりやすいですから、どんどん上を目指したいという方は一般企業の営業職の仕事を選ぶのもおすすめです。

【次の選択肢3】店舗の販売員

「エステティシャンとしてバリバリ仕事をするのに疲れた…もう辞めたい…」と考えている方は、もう少しペースを落として働ける仕事も選択肢に入れてみましょう。

お客様とお話することは好きだけど、数字に追われるのがつらい…。

そんなあなたは数字だけに追われない店舗での販売業がおすすめです。

エステって心も体もさらけ出す環境ですよね。

そういった状況で接客業を経験してきた方であれば、表面的なだけでなく心と心のつながりが持てるような接客がきっとできるはずです。

お客様とお話しながらアドバイスをする、そして気に入ったものがあれば購入してもらう、という働き方もマイペースで取り組むことができておすすめですよ。

店舗の販売業は店舗スタッフ全員でお店を作っていくという楽しみもあります。

雑貨屋さんなどであれば「商品をどこにレイアウトしよう?」という相談をみんなでワイワイやりながら決めていくのもとても楽しいですよ。

コミュニケーション能力には自信がある!という女性は店舗の販売員も選択肢に入れてみると良いでしょう。

まとめ:エステティシャンの経験を生かそう

エステティシャンを経験したあなたは、

  • ①美容の知識
  • ②営業力
  • ③接客力

という、他の仕事ではなかなか一気に得ることは難しい強い武器をすでに持っています(この3つがあれば、様々な業種のお仕事に対応できます)

エステティシャンとして働く女性の中には、営業職に転職した私の友達のように、会社や業種を変えたことをきっかけに輝き始める人がたくさんいます。

現在のエステティシャンのお仕事を「辞めたい…」と悩んでいる方は、新たな一歩をふみ出すことも選択肢に入れてみてくださいね。

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