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私は新卒でスーパーの青果の社員になりました。

当時はリーマンショックの影響で就職氷河期だったので、内定をもらえた時はとても嬉しかったです。

しかし、実際にスーパーに入ってからは色々と不満がつのるばかりだったんです…。

結局5年間ほど勤めた後に辞めたいという意思を会社に伝えることになったんですが、今回はそのときの体験談を書かせていただきます。

小売り業を辞めたい理由①:給料が安すぎる

小売業の給料はとっても安いです。

私の場合は初年度〜5年目まで年収300万円前後でほぼ変わらずでしたね。

小売業に勤めていた時は一人暮らしをしていたので貯金は全然貯まらなかったです。

当時の店長と給料の話をする機会があったのですが、店長からは「俺は店長だけど全然お金もらってないぞ。お前も今後あまり期待しないほうがいい」と言われてがく然としたものです。

私よりもひとまわりもふたまわりも年齢の上の社員の人も、20代前半の私の給料とそこまで額が変わらない…というのが実態でした。

給料の伸びにも期待できないと感じたのも、私がこの仕事を辞めたいと思うようになった理由の一つです。

公務員のように年功序列ならば、まだやる気は出ます。

しかし、小売業は管理職にならないと(それでも店長レベルだとまだまだお給料は低い)高給は見込めないので、モチベーションが下がり、辞めたいという気持ちはどんどんつのっていきました。

小売り業を辞めたい理由②:職場に慣れてもすぐに転勤…

小売業では転勤がひんぱんにあります。

職場の同僚社員やパート、アルバイトの人たちとやっとで仲良くなったのに「来月から他の店舗ね」と言われるとすぐ飛ばなければなりません。

営業職ならどこでも転勤はあるものだとは思います。

しかし小売業の転勤させられるペースは早すぎます。

人によっては1年に1回転勤される事もあるので、いちいち環境の変化に慣れるのがとっても大変です。

子供がいる人たちはもっと大変そうでした。

私が最後につとめた店舗の店長は子供が転校先の学校でいじめにあったことが理由で、「このままではいけない」と思って辞めたいという意思を会社に伝えたそうです。

小売り業を辞めたい理由③:土日祝日が休めない

私が勤めていたのはスーパーだったので、当然ながら土日祝日が稼ぎ時で休みが取りにくいです。

私はトータルで5年間勤めていたのですが、ほとんど友人と遊ぶことが出来なかったです。

それでいて給料も同級生よりも低いので劣等感もありましたし、休日が少なくて転勤もとても多いので、実家に帰る事も中々できなかったのもつらかったですね。

休みが少ないせいで、学生時代の同窓会にも参加できませんでした。

休日に行われた友人の冠婚葬祭にも参加できなかったので、友人達から「ノリ悪いな~」「またアイツ来ないのかよ」などのようにひんしゅくを買いがちなのもつらかったですね。

このような生活ではダメだと感じたので、私は段々と「小売業を辞めたい」と感じるようになっていったんです。

しかも平日の休みの日なども、忙しい時期は職場に顔を出して仕事の手伝いなどを行う事も少なからずあったので、休みは本当に少なかったです。

しかも、小売業ではお盆や年末年始など、他の職種の人がのんびり出来る時期にもバリバリ働く事になるのも「何で俺って働いているんだろう…」と感じて、とてもストレスがたまりました。

私が転職活動で年収アップできた理由

私は、結局5年間ほどで小売り業(スーパー店舗勤務)の仕事を辞めて、現在は別の仕事をしています。

結果として年収もアップして福利厚生(残業や休日出勤など)もずいぶん良くなったのは、「これまでに自分が得た経験を、次の転職先でどういうふうに活かせるか」ということを考えて転職活動をするようにしていたからだと思います。

もともとは「ちょっとでも給料が高くて、残業が少ないところ」と自分本位で転職活動をしていたんですが、「こんな自分を拾ってくれる会社にちょっとでも役立つにはどうしたらいいかな」と考え方を変えたのが面接などでも良い印象を与えられたのかもしれません。

もちろん自分のお給料やプライベートも大切です。

ただ、いま転職活動をしている方はちょっとだけ意識を変えて「自分はこういう部分でお役に立ちますよ」ということを企業側につたえることを意識してみると良い形で採用につながっていくかもしれません。

私の場合は担当してもらった転職エージェントさんにこういったアドバイスをいろいろもらったことが転職活動の成功につながりました。

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小売り業経験者が経験を活かせる転職先

具体的に小売業(スーパーなどの店舗業務)の経験者が経験を活かせる転職先の候補をいくつか挙げさせていただきます(私が実際に転職活動をした職業です)

店舗業務だと、いろんな年代の人とコミュニケーションをした経験がある人が多いと思います。

年齢が上のパートのオバさんとも接しますし、10代の学生アルバイトさんとも接しますよね。

お客さんとしても老若男女いろんな人が来ますから、コミュニケーション能力は知らず知らずのうちにつちかわれているのは間違いありません。

そのコミュニケーション能力は、営業マンとしてかなり使えます。

営業では相手の話をしっかりと聞いて、自分の意見を相手に伝えるのが大事になってきます。

私の場合、小売業ではパートの人やアルバイトの人に仕事の指示を出して、仕事の不満などをしっかり聞いて、働きやすい職場づくりを行う事が多かったです。

この仕事で身につけた「聞く力」と「伝える力」はその後営業マンとして働いた時には、かなり役立ちました。

なので、小売業から営業職への転職はいいと思います。

しかも、営業職は土日が休みの所が多いので、プライベートはずいぶん充実します。

給料の方も努力次第では物凄くUPするのでやりがいもありますよ。

介護職もかなりおすすめです

ちょっと唐突な感じがするかもしれませんが、私は小売りの仕事を辞めてから介護職にも一時期挑戦しました。

スーパーの仕事でも常連のお年寄りのお客さんと仲良くなったり、シルバーのパートのオバさんとも仲良くなったりで、周りから「介護職とかいいんじゃない?」とすすめられて挑戦してみたんです。

もともとじいちゃんばあちゃんと話したりするのが好きだったというのもありますが、介護職の仕事でもスーパー店舗勤務でつちかったコミュニケーション能力が生かせたと感じていました。

介護職ではお年寄りの体を持ち上げる時に体力を使うので、小売業でつちかった体力を活かすこともできます。

小売業に入った人は、人と接するのが好きな人が多いです。介護職だと小売業同様に直接「ありがとう」と言われるのでとてもやりがいがありますよ。

ただ、介護職の場合はやっぱりお給料がネックになるのは否めないです。

上級の仕事につくためには資格が必要だったりとキャリアアップに時間がかかるので、本格的に介護職で生きていこうと考えるならかなり覚悟は必要になると思いますね。

>>介護の仕事はこちらで見つかります

統率力に自信がある方は外食業もいいかも

外食(飲食業)の仕事も一時期やりました。

外食業界での職場では社員の数よりもアルバイトの数の方が多いのが特徴です。

小売業の社員はパートのオバさんや10代のアルバイトの子に仕事の指示を出すことが多いので、アルバイトさんをまとめるのは得意という人は多いんじゃないでしょうか。

個人的には外食業界に入っても、アルバイトの人達に指示を出して要領よく仕事をまわしていくのはかなり上手くやれていたように思います。

アルバイトさんといかに上手くやっていけるかによって、店舗が繁盛するかどうかが決まるのも面白いところですね。

外食は人手不足で就職をしやすいので、少しでも早く仕事に就きたいという場合にもいいと思いますね。

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