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私は新卒で入社した食品メーカーで営業職をしていました。

お客様と信頼関係ができると色々な相談をいただけるので、やりがいを感じるところもありました。

仲良くなったお客様のところに訪問するのは楽しかったですね。

一方で、常に「辞めたい…」という気持ちも頭の中にありました。

その理由としては食品メーカーの営業ならではの理由と、勤めていた会社特有の労働環境の2つがあります。

「この先もずっと食品メーカーの営業を続けていくのか…」という不安は常に抱えていましたね。

以下では、私が食品メーカーの営業職を辞めたいと思った理由や、その後の転職活動での体験談などを書かせていただきます。

>>私が営業職を辞めた後に月収10万円アップできた理由

食品メーカーの営業職を辞めたい理由

食品メーカー営業を辞めたい
(私が食品メーカーの営業職を辞めた理由)

今から振り返ってみると、私が食品メーカーの営業職を辞めたいと思うようになったのには、きっかけ(理由?)が3つほどありました。

同じ業界にいる人にとっては、ひょっとしたら同じような失敗をしたことがあるかもしれません。

【辞めたい理由①】業界的な事情

私が担当していた得意先は、主にスーパーマーケットや個人商店でした。

業務用食材や調味料の商談のため、出社するとすぐにその日に商談する商品の試作品を作ります。

スーツを着たまま、毎日揚げ物などの調理をするのは、私にはとても苦痛な作業でしたね。

その後は試作品を持って、朝から晩まで得意先を訪問して商談をします。

自分で車を運転し、1日で20軒以上訪問するので体力勝負でした。

社内には「売れるまで帰ってくるな」という雰囲気があり、成果なく帰社すると上司に叱責されたこともありました。

長時間労働も当たり前で、定時はあってないようなものでした(夜9時頃に帰ろうとすると「もう帰るのか!」と言われたことも…)

この会社に入社したのは失敗だった…辞めたい…といつも思っていました。

【辞めたい理由②】ノルマがきびしい

私が勤務していた会社の場合、「担当得意先の売上金額合計の前年対比100%」が毎月のノルマでした。

前年実績には倒産した会社も含まれますし、競合会社もたくさんあるので、ノルマ達成には新規開拓が必須です。

しかし、営業エリアは毎週のように通っているので、新規で取引していただけるような取引先はなかなか見つけられませんでした。

たとえ新規開拓ができたとしても、売上規模の小さい個人経営のお店がほとんどだったんです。

ノルマが達成できないと、月初めの営業会議で未達成の理由を問い詰められますし、所長が常に同行して、行動をチェックされることもありましたね。

そして、得意先には所長を連れてくるなと怒られることもありました…。

得意先と自社の板ばさみになってしまい、辞めたいという気持ちとストレスは日に日に重なっていったんです。

【辞めたい理由③】営業に向かない?

得意先の担当者には、いわゆる「職人気質」の方が多くいらっしゃいました。

特に料理人や食肉業界、鮮魚業界には無口な方が多くてなかなか相手にしてくれないことが多かったですね。

あるスーパーの鮮魚部に商談に行ったときは、ちょうど忙しい時間に訪問してしまったこともあって「帰れ!」と怒鳴られたこともあります。

また、商品の値段を聞かれて即答できず、価格表で確認していたら「もういい!」と言われてしまった経験もあります。

私の場合、そもそも売り込みが苦手だったので、この環境はかなりきつかったです。

もちろん、優しく接してくださる方もたくさんいましたが、優しいお客さんだからといって商談を積極的にしてくれるというわけでもなく…。

実績を出せない私は営業所内での居場所もなくなっていきました。

結局「辞めたい」と伝えることに…

そんなこんなで、5年間ほど営業職として勤めた食品メーカーは辞めることに決めました。

上司に「辞めたい」と伝えた時には「根性がない」「若い奴の考えることはわからん」「自分のことばかり考えている最低な奴」など、心無い言葉をかけられてとても自信を失っていましたね。

退職直後はうつ病にちかい状態になってしまって、家から一歩も出られない日々が続きました。

約半年のブランク期間(無職の期間)を経て、生活費もなくなってきたこともあり転職活動を始めました。

なんとか今の仕事(人材派遣の会社で営業職をやっています)に採用されたのですが、離職してからの転職活動だったこともあり、なかなか苦労したというのが実際のところですね。

食品メーカー営業経験者におすすめの転職先

以下では、私が食品メーカーの営業職を辞めたあとに経験した転職活動について書かせていただきますので、同じような状況にいる方は参考にしてみてくださいね。

私の場合はなかなか採用に至らなかったですが、営業として飛び込みを経験している人であれば転職活動はそれほど心理的にしんどいことではないと思います。

ぜひ根気よくがんばってみてください。

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【転職の選択肢①】年収維持なら営業職

年収アップを目指して転職活動をするなら、現在の職種(営業職)での転職活動が大前提になります。

未経験分野への転職は、基本的に年収が下がってしまうのは避けられませんね。

年齢的に若い方(遅くても28歳ぐらいかな?)はまったくの未経験分野に挑戦するのもありですが、家族がいる人やローンがあるという人は年収は現状維持以上でないときびしいですよね。

この点、同じ営業職での転職であれば、年収が下がることは少ないと思います。

営業職での実績は具体的な数字に落とし込んで応募書類や面接でアピールしてください(ある程度の年収アップにつながる可能性もあります)

実際、私と一緒に働いていた同僚は、製薬メーカーに転職して大幅に年収アップをしていました(そんなに優秀、という成績ではなかったのですが)

自分で自分自身を売り込む、というのが苦手な人(私もです)は転職エージェントも活用してみるといいです。

自分ではやりにくい年収交渉を代行してくれるほか、入社前に職場の雰囲気などを詳しく教えてくれるのでおすすめですよ(無料で使えますしね)

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【転職の選択肢②】事務職も視野に

もし、営業そのものに嫌気がさしているなら、事務系の仕事も視野に入れてみましょう。

営業から事務系の仕事に転職するデメリットは、上でも説明させていただいたように年収が下がる可能性が高いことです。

未経験の分野に挑戦するのは勇気が必要ということもありますが、新しい気持ちで頑張れるので「もう一度自分のキャリアを築き直したい!」という気持ちが強い方にはこの選択肢もおすすめです。

未経験の分野に挑戦する場合、年齢が高くなるほど転職が難しくなります。

上でも書かせていただきましたが、未経験分野への転職は28歳ぐらいまでにできるのが理想ですね。

【転職の選択肢③】人材業界への転職

これは私が現在進行形でやっている仕事なんですが、人材業界(転職業界)の営業職はいい仕事だと思います。

ごく簡単にいうと、「仕事を探している人と、人材を探している企業とを上手にマッチングしてあげること」が私の仕事ですね。

私の場合は、「自分自身が仕事を見つけるのに苦労した」という経験が今の人材派遣の会社を選ぶきっかけになったので、人生何があるかわからないものです。

一般的にはしんどいイメージがある業界と言われていますが、最近では政府が働き方改革に注力していることもあって、状況はずいぶん改善してきています。

キャリアコンサルタント資格が国家資格化されるなど、人材業界には注目が集まっていますから、人事や採用の仕事に興味がある人にはおすすめですよ。

人と話すのが好きで、転職に悩んだ経験を活かせるところに魅力を感じるなら、検討してみてもいいのではないでしょうか。

まとめ

多分この記事を読んでいるあなたは私よりも優秀な人だと思います(私は本当に売上を上げられない営業マンでした)

食品メーカーの営業は、私には合わないと感じましたが、得たものもたくさんあると思います。

もし今、あなたが仕事を辞めたい、つらい…と思っているなら、働きながらでも転職活動を始めてみることをおすすめします。

 

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