第二新卒・フリーターの転職活動(正社員になりたい人向け)

高卒で就職した会社をすぐ辞めたらやばい?早期退職を考える若者の転職ガイド

高卒で就職 すぐ辞めた

(高卒で就職した会社をすぐ辞めたらやばい?)

  • 高卒で就職した会社をすぐ辞めたらどうなる?
  • 短期離職はやばい?どんなリスクやデメリットがあるの?
  • でもやっぱり会社辞めたい…。いつのタイミングで何をしたらいいの?

高卒で就職することができたものの、

会社が嫌になってしまって「もう辞めたい…」と感じている人はきっと多いでしょう。

仕事って1日のほとんどの時間を使ってやることですし、

今後の人生ずっとやっていくことですから、

仕事がつらいと人生ものすごくしんどいですよね…。

ただ、ある日いきなり会社を辞めちゃう…というのは私はおすすめしません。

退職することを決断したとしても、

実際に行動を起こす前にやっておくべき準備がいろいろあるんですよね。

この記事では、高卒で就職した会社を早期退職したい人向けに、

退職前に知っておくべきこと・やっておくべきことをまとめました。

ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の目次

高卒で就職してすぐ辞めたらどうなる?生じるリスクとデメリット

高卒で就職 すぐ辞めた

(高卒で就職した会社をすぐ辞めたら…どんなリスクや不利益がある?)

 

まずは、高卒で就職した会社をすぐ辞めた場合に、

どういうリスクやデメリットが生じる可能性があるのか?を知っておきましょう。

↓結論からいうと、以下の4つのリスクについて理解しておくことが大切です。

  1. ニートやフリーター期間が長期化するリスクがある
  2. そのまま年齢を重ねると派遣社員やアルバイトしか働き口がなくなる
  3. 履歴書に「ブランク期間(無職期間)」が生じてしまう
  4. 大卒者と採用で競合する年齢(22歳〜)になると、キャリアスタートで圧倒的に不利になる

それぞれの項目について、順番に見ていきましょう。

 

1. ニートやフリーター期間が長期化するリスクがある

第一のリスクは、

ニートやフリーターになってしまい、

しかもその状態が長期間続いてしまう可能性があることです。

特に、これは「転職活動を始める前に、勢いで退職してしまった人」に多いケースと言えます。

逆に言うと、今の会社を退職する前に、

次の会社への転職にある程度めどをつけておくことができれば、

こうしたリスク(ニート・フリーター状態の長期化)は最低限にすることができるでしょう。

高卒フリーターは、大卒者と比べると再就職先の候補がしぼられてしまうのが現実です。

 

2. 派遣社員やアルバイトしか働き口がなくなる

いったん正社員としてのキャリアから離れ、

派遣社員やアルバイトといった働き方に慣れてしまうと、

そこから正社員としてのキャリアに復帰するのは難しいものです。

あなたの職歴はすべて、履歴書や職務経歴書という形で企業側に情報として知られてしまうので、

可能であれば正社員としてのキャリアを途切らせないことが望ましいでしょう。

具体的にいうと、

今の会社を退職する前に、

次の転職先にある程度の目星をつけておくことが大切になります。

「転職活動を始めるのであれば、今の会社に退職願を出す前に始める」

↑これは転職活動を進めていく上での鉄則ですので、注意しておきましょう。

 

3. 履歴書に「ブランク期間(無職期間)」が生じてしまう

高卒で就職した会社をすぐ辞めた場合、

あなたの履歴書には「ブランク期間(無職期間)」が発生することになります。

これが転職活動における大きな障壁となることは避けられません。

履歴書に長いブランク期間があると、

企業の採用担当者は「この人大丈夫かな…?」と疑問を持つものです。

あなたの仕事の能力やコミュニケーション能力、

さらには仕事に対してのモチベーションに疑問を感じてしまうからです。

履歴書に長いブランク期間があると、

採用面接では必ずその理由を質問されます。

これは、他の応募者(例えばブランク期間がまったくない人)と比較された場合に、

不利になるのは避けられません。

「高卒就職後すぐ」というキャリア構築の初期にブランク期間を作ってしまうことは、

その後の職探しを不利にする原因となってしまうでしょう。

 

4. 大卒者と採用で競合する年齢(22歳〜)になると、キャリアスタートで圧倒的に不利になる

高卒新卒者の強みは、なんといっても「年齢的に若いこと」です。

これは、採用を行う企業にとっては

「まっさらな状態で教育を始めることができる」と言うメリットがありますから、

年齢的に若い人を好んで採用する傾向があります。

大卒者は一番若くても22歳からキャリアをスタートすることになりますが、

高卒者の場合は18歳〜19歳という非常に若い年齢で仕事を始めることができることは、

高卒者にとって大きな強みといえますね。

ただ、これを逆に言えば、

高卒者は「年齢的に若い」という強みを失ってしまうと、

その時点で非常に厳しいことになる…ということでもあります。

高卒で就職した会社を退職した後、

ずっと再就職せずに22歳以上の年齢になってしまうと、

その時点でフレッシュな状態で終活戦線に参入してくる大卒者と競争することになるからです。

企業は、年齢などの条件が同じなのであれば、

高卒者よりも大卒者を優先的に採用していくのが現実です。

特に、大手企業の採用ではこの傾向は顕著になるでしょう。

高卒者にとって、これは非常に不利な戦いと言わざるを得ません。

こうした事態を避けるためにも、

高卒就職後すぐに会社を辞める人ほど、

早期に軌道修正を行うことが必要といえるでしょう。

(そのための具体的な対策方法は、この記事の中でお伝えしますのでご心配なく)

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【あるあるな退職理由】高卒で就職してすぐ辞める人に多い離職原因6つ

高卒で就職 すぐ辞めた

(「高卒で就職した会社をすぐ辞めた人」に多い退職理由は?)

 

実際に、高卒で就職した会社をすぐに辞めたい人に多い退職理由としては、

↓以下の6つをあげることができます。

  1. 給料が安すぎる…
  2. 大卒との待遇格差が大きすぎる
  3. 仕事に興味を持てない・つまらない
  4. 人間関係がつらい
  5. 他にやりたいことができた
  6. 会社の将来に希望が持てない

それぞれの退職理由について、具体的に見ていきましょう。

 

退職理由1. 給料が安すぎる…

高卒で就職した会社を早期退職する人に多い理由の一つは、給料の低さです。

企業側としては、少し前まで高校生だった人を採用するわけですから、

「社会人としてのマナーを身につけさせてあげている」ぐらいの気持ちを持っていることも少なくありません。

そのような企業で働く場合、

当然ながらお給料は非常に安く設定されるケースが多いです。

もちろん、実際にはこれは、明らかにまちがった態度です。

高卒者といえど立派な社会人であり、

人生の貴重な時間を削って労働という対価を提供している労働者なわけですからね。

 

退職理由2. 大卒との待遇格差が大きすぎる(高卒は使い捨て?)

高卒で就職した人の中には、

大卒の新卒者が同じ職場で働いているケースもあるでしょう。

一緒に働く大卒者との待遇の違いに嫌気が差し、仕事を辞めたくなる人も多いです。

ほとんど仕事内容は同じ・しかも同じ時期に入社したはずなのに、

給料面や職場での扱いに格差があるなどのケースですね。

大卒者には昇進の機会や重要なプロジェクトへの参加が認められるのに、

高卒者にはそのチャンスすら与えられない…ではさすがにやる気をなくしてしまいます。

 

退職理由3. 仕事に興味を持てない・つまらない

入社後に配属された部署の、

仕事内容に興味を持つことができないことが、退職理由になるケースも多いです。

例えば、本当にやりたかったのはデザイン関連の業務だったのに、

実際には機械操作の仕事を任される…などですね。

もちろん、最初から自分のやりたい仕事ができる人は少ないです。

ですが、あまりにも自分の適性や興味関心から外れた仕事内容だと、

やる気を失ってモチベーションが低下してしまうのは避けられません。

 

退職理由4. 人間関係がつらい

高卒で就職した人にとって、

同じ会社の職場で働く人たちと年齢が非常に離れていることは多いでしょう。

うまく可愛がってもらえるようなポジションにつくことができればいいですが、

職場内のコミュニケーションで失敗してしまう高卒新卒者は多いです。

(先輩社員がみんな大卒で仲間に入れてもらえない、話が合わないので自分だけ飲み会に誘ってもらえない…など)

職場の人間関係は仕事の満足度に大きな影響を及ぼしますから、

それが退職理由となってしまうことはあります。

 

退職理由5. 他にやりたいことができた

高卒で就職して社会人になった後に、

新たにやりたいことが見つかるケースもあります。

これはポジティブなことかもしれませんが、

実際には「働きたくない」という退職理由を隠すための理由となっていないかどうか、注意しておく必要があります。

少し厳しい言い方になりますが、

本当に心からやりたいことが見つかったのであれば、

それは今の仕事を続けながらでも挑戦することはできるはずです。

少なくとも「寝る間をおしんででもやりたい!」と思えるぐらいの情熱を感じないのであれば、

それを仕事にしようと考えるのは良い結果につながらない可能性が高いです。

 

退職理由6. 会社の将来に希望が持てない

高卒で入社した会社の業績が悪い、

あるいは業界的に「斜陽産業」で、

将来が見込めない…という悩みもあるあるですね。

就職前は「とにかく就職先を見つける!」という気持ちで頑張ってみたけれど、

実際に社会人になって視野が広がってみると、

自分の会社から明らかに将来性を感じられない…となるケースは少なくありません。

また、設立まもないベンチャー企業・スタートアップ企業などの場合、

雇用環境が劣悪なブラック企業のような状況になってしまうこともあります。

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【実体験談】高卒で就職した会社をすぐ辞めた人の末路(後悔してる?)

高卒で就職 すぐ辞めた

(高卒で就職した会社をすぐ辞めた人の末路は…?)

 

高卒で就職した会社をすぐ辞めた人の中には、

「やっぱり辞めるんじゃなかった…」と後悔の念を抱えている人もいます。

例えば、私の友人の一人(高卒者)は、

高卒で入社した会社をある日突然辞めた経験があります。

「こんな会社、もう嫌だ!ストレスに耐えられない…!」という感じで、

彼は後先を考えずに数ヶ月で退職してしまったのですが、

その後安定した仕事に就くのにかなり苦労していました。

その一方で、高卒で就職した会社をすぐ辞めた人の中にも、

「さっさと辞めて転職して良かった!」という意見の人もいますね。

この違いはどこから来るのでしょうか?

それは、退職前にきっちりとした計画と戦略をもっていたかどうかです。

しっかりとした計画と戦略を立てた上で転職活動を始め、

今の仕事を辞める前に次の仕事のめどを立ててから退職するのであれば、

高卒で入社した会社をすぐ辞めたとしても、キャリア構築上のマイナスになる可能性は低いのです。

逆に、その場の勢いで仕事を辞めてしまうと、

フリーターや派遣社員として長期間不正規雇用となってしまう可能性が高いです。

そうなると、数年後にある程度の年齢となった時に、

「あのときやめていなければ…」と後悔してしまうケースが多くなるんですね。

 

統計データで見る高卒新入社員の退職理由(なぜ多くの若者が早期退職するのか?)

高卒者の退職についての統計データも確認しておきましょう。

厚生労働省が毎年発表している「新規学卒就職者の離職状況」を見ると、

新卒就職してから3年以内に仕事を辞める高卒者の割合は36.9%です。

(令和2年度に就職した人の場合)

「就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者36.9%、新規大卒就職者31.2%」


厚生労働省ホームページ「新規学卒就職者の離職状況」

実に「ほぼ3人に1人(36.9%)は、新卒入社した会社を3年以内に辞めている」というのが現実なのです。

ちなみに、大卒者の場合はやや下がって31.2%ですが、

こちらについても「ほぼ3人に1人(31.2%)」の割合であることは変わりません。

さらにいうと、これは実は「どんどん下がっている傾向」だったりします。

上の統計で、一番古いデータ(昭和62年の高卒者)を見ると、

彼らのおよそ46.2%は新卒3年以内に仕事を辞めています。

「最近の若者はすぐに会社を辞めてけしからん!」とか言われることも多いですが、

実はそれをいっているおじさん・おばさん世代の方が、

仕事をすぐ辞めていた…というのが現実なんですね。

日本では「いったん入社した会社は、なるべく長く働いた方が良い」

「石の上にも三年」などと言われることも多いですが、

実際には非常に多くの高卒新卒者が仕事を短期間で辞めており、

転職を経験していることが統計データを見るとよくわかりますね。

 

高卒就職した会社から退職を考えるべきタイミングはいつ?

それでは、高卒で就職した会社で働き続けることがどうしても耐えられない場合、

退職・転職を考えるべきタイミングはいつなのでしょうか?

結論から言うとこれは「今すぐ」です。

  • 「今の職場でずっと働いていても成長できる気がしない…」
  • 「何をするにも大卒者との差をつけられて不満」
  • 「人間関係になじめると思えない」
  • 「毎日、仕事に行くのが苦痛で、朝必ずお腹が痛くなる…」

↑あなたが今、こんなふうに感じているなら、

それは転職というアクションを始めるべきサインと言えるでしょう。

高卒者の転職は、年齢的に若ければ若いほど有利に進められるのが現実です。

次の項目では、高卒で入社した会社を辞める決断をした人が、次に取るべき具体的な行動ステップについて見ていきましょう。

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【6つの行動ステップ】高卒就職した会社からの早期退職を決断した人が次にすべきこと

高卒で就職 すぐ辞めた

(高卒で就職した会社をすぐ辞めたい人の行動ステップ)

 

あなたが「せっかく高卒で就職した会社だけど、今すぐ辞めたい…!」と思っているなら、

↓以下の6つの行動ステップを参考にしてみてください。

  1. 希望を持ってポジティブに転職活動を始めよう
  2. ポジティブな転職理由・退職理由を考える
  3. 高卒の第二新卒向けの転職サイトに登録し、求人リサーチを始める
  4. 退職後のお金の計画を立てる(失業保険の受給手続き)
  5. キャリアアップのための学び直しも検討する(職業訓練学校や資格スクール)
  6. 退職意思を伝える(スムーズな円満退職を心がける)

以下では、それぞれの行動ステップで注意しておくべきことについて、順番に解説していきますね。

 

1. 希望を持ってポジティブに転職活動を始めよう(転職でリベンジは可能)

まずはマインド(心がまえ)が大切です。

転職活動においては、

明るく前向きな気持ちで取り組んでいるかどうか?そのものが、

企業の採用判断に直接的に影響することも考えられるからです。

(企業側は「失敗したときに、あなたはどういう反応をする人なのか?どうやってハードルを乗り越えていける人なのか?」を真剣にチェックしています)

「高卒で就職した会社をすぐに辞め、転職する」

というあなたの決断は決して的外れなものではありません。

上の統計データで見たように、

高卒入社した会社を3年以内に辞めていく人は、全体の3割以上もいるわけですからね。

ぜひ、明るくポジティブな気持ちで転職活動を進めていってください。

 

2. ポジティブな転職理由・退職理由を考える

転職活動では、ポジティブで前向きな転職理由(退職理由)を採用担当者に伝えることが成功への鍵です。

どのような会社の採用面接でも、

「前の職場を退職された理由を教えていただけますか?」

という質問は必ずされます。

(もちろん、これはあなたを責めているわけではなく、どんな転職希望者に対してもされる「定番の質問」です)

人事採用の担当者は「もしこの人を採用したとして、うちの会社もすぐに辞めてしまったりしないかな?」ということをとても気にしているものです。

転職理由や退職理由は、ホンネとタテマエを使い分けることがとても大切です。

ホンネでいえば、

「人間関係が苦痛だった」

「給料が安すぎてやってられなかった」

などの退職理由であったとしても、それをそのまま採用担当者に伝えてしまっては、

決定的なマイナス評価となってしまう可能性があります。

そこで重要になるのが、

ネガティブな退職理由をポジティブな退職理由に言い換えること」です。

どんなにネガティブな退職理由であったとしても、

それをポジティブに言い換えることは可能です。

 

例えば、「人間関係が苦痛だった」という退職理由なら、

「もっといろんな職歴バックグラウンドを持っている人と働く機会を得たいと考えました」

という言い換えが考えられます。

 

また、「給料が安すぎて嫌だった」という退職理由も、

「自分の働きをお給料というかたちでフィードバックしてくれる会社で挑戦してみたい」

といった言い換えが可能です。

ポジティブで未来志向の姿勢をアピールすることは、

採用担当者からの高評価を勝ち取るために不可欠であることを理解しておきましょう。

 

3. 高卒の第二新卒向けの転職サイトに登録し、求人リサーチを始める

転職活動を有利に進めていくためには、

応募候補になる求人の選択肢をたくさん持っておくことが大切です。

求人を探す場所としてはリクナビなどの転職サイトや、ハローワークなどが考えられますが、

ここでは高卒の第二新卒向けの転職サイトを活用するようにしましょう。

転職サイトにはいろんなところがありますが、

それぞれターゲットとしている人が違うからです。

30代以上の人向けの転職サイト、

金融機関で働く人専門の転職サイト、

会計分野専門の転職サイトといった具合ですね。

 

これと同じように「高卒の第二新卒の求人に特化した転職サイト」があるのです。

高卒で就職した会社をすぐに辞めたい人が使うならこちらですね。

逆にいうと、自分にマッチしない転職サイトを使ってしまうと、

「応募できる求人が1件もない…」なんて悲惨な事態にもなりかねません。

(実際には「探す場所」をまちがえているだけなのに…)

これは非常にもったいないことです。

「使う転職サイトをまちがえる」というのは、

転職活動がうまくいかない人にあるあるな失敗パターンなので、注意してください。

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4. 退職後のお金の計画を立てる(いったん離職する場合は失業保険の受給手続き)

転職活動は、「今の会社を辞める前に次の転職先から内定を得ること」が鉄則です。

この鉄則通りにいける人の場合は、

お給料がとぎれることはないですから、経済的な心配はありません。

その一方で、やむをえず「いったん今の会社を退職し、無職になってから転職活動をする」というケースもあるでしょう。

この場合には、生活費を稼ぐための計画をしっかりと立てておく必要があります。

アルバイトや派遣社員として働く!という人もおられるかもしれませんが、

個人的にはこれはおすすめしません。

いったんアルバイトや派遣社員として働き始めてしまうと、

正社員としてのキャリアに復帰するのが難しくなってしまうケースが非常に多いからです。

(正社員として働いていた時よりも仕事がずっと楽になりますから、ずるずると続けてしまうケースが多い)

いったん無職になることを選択する人は、失業保険の受給を検討しましょう。

退職が決まったら、ハローワークに行って手続きを行うことで、

数ヶ月間はお給料の7割程度のお金を受け取ることが可能です。

正社員としての転職を目指す場合、

転職活動にかける時間はどんなに早くても2ヶ月〜3ヶ月は覚悟しておく必要があります。

場合によっては半年以上の計画を立てるべきケースもあります。

転職活動は長期戦ですので、

その間のお金の計画はしっかりと立てておかなくてはいけません。

もちろん、高卒で就職した会社をすぐ辞めたい人の場合、年齢的に若く、

まだ未成年という人も多いでしょうから、

親からの経済的なサポートを得られるケースも多いでしょう。

その場合には、無理せず親からの支援を受けることを検討してください。

生活費の心配のない状態で、

精神的に落ち着いて転職活動に専念できる環境を作ることはとても大切です。

 

5. キャリアアップのための学び直しも検討する(職業訓練校や資格スクール)

新しいスキルを身につけることも大切です。

公的機関の職業訓練校などもありますが、

個人的には民間の資格スクールに通うことをおすすめします。

例えば、簿記やプログラミングスキルを身につけることができる資格スクールに通うことを検討してみましょう。

これらは夜間に開講されていたり、リモートでの授業が行われているケースも多いですから、

今の仕事を続けながらでも学び直しを実践することは可能です。

少なくとも、転職活動において「新しくスキルを身につけるために資格スクールに通っています」と伝えられることは、

大きな自己PRになるでしょう。

 

6. 退職意思を伝える(スムーズな円満退職を心がける)

転職活動をスタートし、ある程度の転職のめどがついたタイミングで、

今の職場には退職の意思を伝えましょう。

具体的には「退職願」という書類をあなたの直属の上司に提出する必要があります。

(少なくとも、退職したい日の1ヶ月以上前のタイミングで渡すのがマナーです)

退職意思を伝えた後、

上司からは面談などの機会が設けられるケースが多いでしょう。

あなたの上司にとっては、あなたが退職することは、

「管理職としてのマイナス評価」になりますから、

なんとしても引き留めをしてくる…ということも考えられます。

お給料の低さなどが退職理由の場合には、昇給などのオファーがあることもありますが、

退職意思が硬いのであればしっかりと辞める意思を伝えるべきです。

(※ なお、どうしても自分で退職手続きをやるのが苦痛…という場合には、

退職代行サービスを使うという手もあります)

あなたの人生やキャリアをもっとも真剣に考えているのは、

ほかでもないあなた自身であることを理解しておきましょう。

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まとめ

高卒で就職 すぐ辞めた

(高卒で就職した会社をすぐ辞めた後も人生は続く)

 

今回は、高卒で就職した会社を早期退職することを検討している人向けに、

知っておくべきリスクや、

転職活動を成功に導くためのポイントを解説いたしました。

高卒で就職した会社をすぐ辞めたとしても、

そこであなたのキャリアが終わるわけではありません。

大切なのは失敗経験から何を学び取り、どう前に進むかです。

ぜひ、長期的なキャリアプランを思い描きながら、

次の転職先を見つけるための行動をスタートしてみてくださいね。

本文でもみたように、実際に転職活動を進めていく際には、

転職サイトや転職エージェントといったサービスを活用することは大きなメリットがあります。

これらは無料で使えるサービスがほとんどですから、ぜひ活用しましょう。

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