バイト先選びは、学生生活や社会人生活において大切なことです。
しかし中には労働環境が悪く、従業員の健康や人権を脅かす「ブラックバイト」が存在します。
この記事では、そんなブラックバイトの特徴と見分け方について詳しく解説します。
一見すると普通のバイトと変わらないように思える場合でも、
実は長時間労働、サービス残業、過度なノルマなど、大きな闇が隠れていることがあるので気をつけないといけません。
ブラックバイトを見分けるには口コミ評判だけでなく、面接時の様子や募集広告の内容にも注意が必要です。
今回の記事を通じて、あなたがブラックバイトに巻き込まれることなく、
安心して働けるバイト先を見つける手助けができれば幸いです。
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やめた方がいいブラックバイトの特徴と見分け方
ブラックバイトを見抜くためには、以下のような特徴と見分け方を知っておくことが大切です。
1. 給料の問題
ブラックバイトを見抜く一つ目のポイントは「給料の問題」です。
まず給料が遅れる、または未払いがある場合は、そのバイトはやめた方がいいでしょう。
ネットでバイトのクチコミを調べると、給料の遅れなどがないか調べることができます。
さらに、最低賃金を下回る給与設定も警戒しないといけません。
これは法律違反であり、労働基準監督署に相談する必要があります。
また店側がバイトの給料を天引きしていることもブラックバイトだと見極めるポイントです。
意外とよくある話なのですが、従業員が店のお皿を割ったからといって給料から天引きして弁償させるケースがあります。
これも労働基準法に違反する違法な行為なので気をつけましょう。
2. シフトの問題
ブラックバイトでは、しばしばシフト面でトラブルがあります。
例えばあなたが週3勤務希望としてバイトに応募したのに、いざ採用されると週6勤務を強要されると凄く嫌ですよね。
また休日だったにもかかわらず急なシフト変更が頻繁にあったり、
自分の休みがなかなか通らないなどのトラブルがブラックバイトではよくあります。
シフトは本来労働者と使用者の間で合意の元に決められるものです。
それを店側が一方的に決めることは、労働者からすればかなりの負担になってしまいます。
負担を感じるだけでなく、学業や本業にも影響が出てしまい体調を崩す要因にもなりかねません。
自分を守るためにもバイトを選ぶ際は、シフトの管理体制をしっかりと確認しましょう。
3. サービス残業
ブラックバイトの警戒点として、「サービス残業」は特に注意が必要です。
サービス残業とは給料をもらわずに働く残業のことで、これは労働基準法に違反する行為です。
また本来であれば仕事をするための着替えの時間や、準備清掃の時間は労働時間に該当します。
しかしブラックバイトでは、このような準備は就業時間前に終わらせておくことを強要して、その残業代を支払いません。
また仕事が終わってからのミーティングや研修も、残業代として支払われなければなりません。
着替えや清掃は、仕事のためにしているれっきとした労働です。
それが積み重なり労働時間が長くなればなるほど身体的、精神的なダメージが大きくなります。
それだけでなく、あなたの人生の時間の無駄遣いになってしまいます。
自分の身を守るためにも、サービス残業には気をつけるようにしましょう。
4. 人員不足
ブラックバイトの一つの特徴として、人員不足が挙げられます。
なぜなら人手が不足していると、従業員一人ひとりの負担が増大してしまうからです。
具体的には業務量が増え休憩時間が取れない、または休日が確保できないといった問題につながります。
見分けるポイントとしては、求人サイトに求人が常に出ていると怪しいと言えるでしょう。
常に求人しているということは、常に人手不足の状態になっているということです。
過酷な労働環境であるために、新人が入ってもすぐ辞めてしまう悪循環になっている恐れがあります。
そのような過酷な労働環境のバイトは、ブラックバイトといえるので避けた方がいいでしょう。
5. パワハラ・セクハラが横行している
パワハラやセクハラが横行しているバイトは間違いなくブラックバイトです。
ハラスメントが横行していると精神的な苦痛を感じ、長く勤務することが難しくなります。
当然従業員も辞めやすく、人手不足に陥りやすそうですよね。
見分けるポイントは2つあります。
面接前に店に足を運ぶ
バイトに応募する前に店に直接足を運ぶことは重要なことです。
その時に店の雰囲気をチェックして、従業員の様子を確認しておきましょう。
また店長が従業員に厳しく怒鳴りつけていないかもチェックしておくといいですね。
少しでも違和感を感じれば、応募を避けるのが無難といえます。
面接時に店長の人柄を確認する
面接の担当が店長であった場合、店長の人柄をチェックするチャンスとなります。
高圧的な面接であれば、パワハラが横行している可能性が高いので、避けた方がいいでしょう。
6. 面接でブラックバイトを見極める質問
ブラックバイトを見分けるには、面接時の逆質問も有効です。
たまに逆質問が許されないバイトもあるのですが、そういったバイトは避けるのが無難でしょう。
逆質問の内容としては、以下の2つが有効です。
残業の有無と残業代について
従業員の平均残業時間を聞いておくと、ブラックバイトかどうかを判断しやすくなります。
あまりにも残業が多そうだと、あなたの肉体的な負担が大きくなってしまいます。
また残業代がしっかりと支給されるかどうかも確認が必要です。
残業代が何分単位で支給されるかどうかを質問し、面接官の反応を伺いましょう。
試用期間の有無とその間の給料
試用期間の有無と、その期間の長さは働くにあたって大事な要素となります。
あまりにも試用期間が長いと、安めの給料で長く働かされるということなので注意が必要です。
試用期間は通常1〜3ヶ月で、長くて6ヶ月ほどでしょう。
試用期間が1年間とかだと少し異常なので注意が必要ですね。
また試用期間中の時給も大切な要素です。
通常雇用よりも低めの時給を設定されると思いますが、それが最低賃金を下回っていると違法なので注意しましょう。
7. 単発バイトはブラックになりやすい
単発バイトは一見魅力的に見えますが、ブラックバイトである確率が高い特徴があります。
単発バイトは肉体的にキツイものが多く、使い捨ての雇用形態のためブラックバイトの確率が高いです。
もちろん中には安全なバイトも多くありますが、通常のバイトと比べてブラックの確率は高くなっています。
単発バイトを選ぶ際は、どのような仕事内容なのかをしっかりと確認しておきましょう。
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やめた方がいい?ブラックバイト率が高い職種の具体例
ブラックバイト率が高い職種を知ることで、事前にリスクを把握することが可能です。
飲食チェーン店
飲食チェーン店のバイトは極々ありふれたバイトの一方で、ブラックバイト率が高い職種の一つです。
特に居酒屋バイトは、客の出入りが多く酔っ払いの相手をする必要があり、
他の飲食店よりも負担が大きいのでブラックバイト率が高いです。
飲食チェーン店で注意すべきは、「サービス残業やシフトの問題」そして「過酷な労働環境」があります。
サービス残業やシフトの問題
飲食店では閉店後の清掃作業が給料に含まれていないケースや、急なシフト変更が頻繁にある店が多いです。
また深夜まで営業していることが多いので、深夜手当がきちんと支払われているかも確認が必要でしょう。
過酷な労働環境
飲食店は忙しい時間帯になると、休憩する暇がないくらい忙しくなってしまいます。
さらに飲食店は他店との価格競争のため、人件費を削られがちです。
なので飲食チェーン店は、低賃金にも関わらず過酷な労働環境という状況になってしまいやすいのです。
以上の理由から飲食チェーン店のバイトは、ブラックバイト率が高いといえます。
コンビニ
コンビニバイトはバイトの中でも最もメジャーなバイトですよね。
ですがそんなコンビニバイトも実は、ブラックバイト率が高いのです。
コンビニバイトがブラックになってしまう理由は覚える仕事が多いことと、深夜勤務のワンオペがあることでしょう。
利用者からすれば水道料金の支払いや、配達の手続きなどがコンビニで出来るのはありがたいですよね。
そのように私たちが「便利だなぁ」と感じる分、コンビニバイトは覚えることが多いです。
覚えることが多いわりに、時給が低めに設定されていることもブラックと言われる理由の1つとなっています。
さらにコンビニは24時間営業の店舗が非常に多く、深夜勤務が当たり前のようにあります。
深夜は客も少なく仕事もその分減りますが、ワンオペを任されやすいです。
なので休憩時間を取りたくても取れなかったり、キツいと感じる場面が多いでしょう。
それだけ営業時間が長いと言うことは、それだけ人手も必要です。
ですが人手不足のコンビニが多くあり、休みの日が取りにくいこともブラックバイト率が高いと言われる理由の1つです。
警備員
警備員のバイトは一見すると高時給で魅力的に見えますが、ブラックバイトの可能性が潜んでいます。
なぜなら警備員の仕事は非常に体力を必要とし、長時間の勤務が求められることが多いからです。
また事故やトラブルが起きた際の責任も重大で、精神的な負担も大きいのが現実です。
さらに休憩時間が保証されず、シフトに融通が利かないことも多いため、
プライベートの時間が確保しにくいことも問題点と言えます。
これらの理由から、警備員のバイトはブラックバイト率が高いことが伺えます。
パチンコ店
パチンコ店のバイトは、高時給で魅力的に見えるかもしれませんが、
ブラックバイトの可能性が高い職種として知られています。
ブラックバイトとされてしまう1番の理由は重労働です。
例えばパチンコ店バイトの仕事の一環で、玉が詰まったドル箱を運ぶ仕事があります。
実はこのドル箱は1箱10kgほどあり、時にはそれを2〜3段積んで運ぶこともあるのです。
そうした仕事をしていく中で、腰や膝を壊してしまい辞める人は少なくありません。
またタバコの煙が常に充満しているため健康に悪影響を及ぼす可能性もありますね。
さらにパチンコ店を訪れる人の中には、パチンコが上手くいかずめちゃくちゃなクレームをつけてくる客がいます。
そのような方の対応で、精神的にもキツい仕事だといえます。
それらのキツさが、パチンコ店バイトがブラック率が高いと言われる理由となっています。
派遣バイト(派遣会社に注意!)
派遣バイトは自由度が高く魅力的に見えますが、登録する派遣会社には注意しましょう。
登録する派遣会社が悪質だと、ブラックな派遣先しか紹介されなかったり、
給料の支払いが遅れがちなどの問題が発生しやすいです。
また派遣先でトラブルがあっても、派遣会社は我関せずで全然助けてくれなかったりします。
派遣バイトをする際は、派遣会社の信頼性や実績をしっかりと確認し、
派遣先の評判や働き方もきちんとリサーチすることが重要となります。
塾講師
塾講師のバイトは教え子の成長を感じられる魅力的なバイトですが、「やめた方がいいバイト」の一つに数えられることもあります。
なぜなら授業の準備や保護者対応など、実際の授業時間以外の業務時間が多いのですが、
その分の報酬が支払われないケースが多いからです。
また生徒の成績が伸び悩むと、親などからその責任を問われることもあります。
さらに授業時間の変更がしにくいので、シフトの融通が全く効きません。
塾講師バイトは以上のことからブラックバイト率が高いことが伺えますね。
応募する前に授業時間以外の給料体系をしっかりと確認し、
仕事時間があなたのライフスタイルに影響を与えないかどうかを確認することが大切です。
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こんなバイトは狙い目!個人的におすすめな求人
ここまでは「やめた方がいいバイト」についてみてきましたが、ここからは「こういうバイトはおすすめ!」というものについてみていきましょう。
まかない料理が出るバイト
バイト先でまかない料理が出て食費が浮くことは、実際に貰える給料プラスαになるのでおすすめです。
飲食店などの食べ物を提供するバイトでは、福利厚生としてまかない料理が提供されることがあります。
そのまかない料理は、半額や何割引かで提供されることが多く食費を安く抑えることが出来ます。
家で自炊した方が安い事もありますが、美味しい料理を安く食べられるので嬉しいシステムですね。
さらに中には無料でまかない料理が提供されることもあり、そのようなバイト先は非常におすすめできます。
バイト応募サイトの福利厚生として、まかない料理の有無が記載されているので、
バイトを申し込む際には、そこにも注目していきましょう。
廃棄がもらえるバイト
飲食店などの商品に消費期限や使用期限がある店は、多くの廃棄商品が発生します。
その廃棄される物を従業員が持ち帰ってもいいバイトはおすすめです。
ですが実際には、廃棄商品を持ち帰ってもいいバイトよりもダメなバイトの方が圧倒的に多いです。
理由としては例えば、廃棄弁当を従業員が食べて万が一に食中毒を起こしてしまうと、
店のイメージダウンに繋がってしまう恐れがあるからです。
そのためイメージが大切なチェーン店などは、廃棄商品の持ち帰りを禁止している傾向が多いです。
逆にオーナー店舗のコンビニや、個人経営の飲食店は廃棄を持ち帰ってもOKである可能性があります。
ですがバイト応募の面接時に廃棄を持ち帰ってもいいか聞くとイメージが悪くなるので、おすすめできません。
なのでこれに関しては、採用されてからの運次第となってしまいます。
黙々とできる仕事
人とのコミュニケーションが苦手な人は、黙々と作業できるバイトがオススメです。
そのような接客が少ないバイトでおすすめなのは以下のものがあります。
- 試験監督
- スーパーの品出し
- ネットカフェ
- データ入力や事務仕事
以上のようなバイトは、人との接点が少ないのでコミュニケーションが苦手な人におすすめです。
また試験監督や事務仕事は、力仕事が少なく肉体的な負担が少ないこともおすすめの理由の1つです。
逆に人と接することが好きな人にはおすすめは出来ません。
得意を生かせるバイト
自分が得意なことを活かせるバイトは、精神的な負担が少ないのでおすすめです。
またその分能力が高いということなので、時給アップにも関わってきて一石二鳥ですね。
逆に自分が苦手だと思っている作業は、精神的に凄く負担を感じてしまいます。
いくら高時給だとしても、苦手意識を持ちながら無理矢理続けることはおすすめできません。
英語が得意であれば英会話教師、コミュニケーション能力に自信があれば接客業というように、
せっかく得意なジャンルがあるのであれば、長所を伸ばす意味でもその業種のバイトがおすすめです。
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バイトの労働基準法
バイトを探す際には、労働基準法を理解しておくことが重要です。
これは「やめた方がいいバイト」を見極めるための基準と、自身を守る武器にもなります。
労働基準法は労働者の権利を保護するための法律で、これに違反するバイトはブラックバイトと言えます。
働く条件を確認
バイトを始める前に、働く条件をしっかりと確認することが重要です。
これは、やめた方がいいバイトを見分けるための基本中の基本とも言えます。
労働時間や休日や給与の支払い方法など、自分が働きやすい環境かどうかを見極めないといけません。
また、労働契約書があるかどうかも重要なチェックポイントです。
労働契約書がない場合や、内容があいまいな場合はブラックバイトの可能性が高いので注意が必要です。
また実際の労働条件が労働契約書の内容と違う場合は、労働基準法違反となります。
なので契約書は後でトラブルにならないよう自分の目で確認し、理解した上でサインしましょう。
賃金支払いの5原則
ブラックバイトを避けるためには、賃金支払いの5原則を理解することが重要です。
その5原則とは以下の通りです。
- 通貨支払いの原則
- 直接払いの原則
- 全額払いの原則
- 毎月1回以上払いの原則
- 一定期払いの原則
つまり給料は原則として月1回以上、明確な期日に全額現金で支払われるべきです。
また給与は直接本人に国内通貨で支払われ、第三者に渡すことはありません。
賃金の未払いや遅延は明確な違法行為であり、これが見受けられた場合はブラックバイトの可能性が高いでしょう。
さらに賃金の支払日はあらかじめ明確に知らされるべきで、これが不明確な場合も警戒が必要です。
最後に、未払い分の給与は雇用終了後も確実に支払われるべきです。
これらを念頭に置きバイト先を選ぶことで、ブラックバイトを避けることが可能になります。
最低賃金以上
最低賃金以上かどうかを確認することは、ブラックバイトを見極める重要なポイントです。
日本では最低賃金が法律で定められており、それを下回る賃金を支払うことは違法です。
なので最低賃金を下回る設定をしているバイトは、間違いなくブラックバイトでしょう。
ブラックバイトの被害に合わないためにも、アルバイトを始める前に時給が最低賃金以上であることを確認しましょう。
また賃金は業種や地域により異なるため、自身が働く地域の最低賃金を知ることが必要です。
その情報は労働局のホームページ等で確認することができます。
減給制裁の制限
不当な減給制裁があるバイトは「やめた方がいいバイト」と言えるでしょう。
そもそも減給制裁と言うのは、罰金とは違い一応法律で認められている制度です。
労働基準法では、減給制裁の実施には一定の制限があります。
まず減給を実施するには、就業規則に減給があることを記載してある必要があります。
またどのようなことをした際に、減給が実施されるかについても規定されている必要があるのです。
主な減給される事例としては、無断欠勤を繰り返したりセクハラをするなどのような問題行動です。
それ以外のたまたま遅刻をしてしまったことや、たまたまお皿を割ってしまったことに対して減給することは違法となっています。
減給される額にも一定の制限があり、
1回の事例に対して、1日あたりの平均賃金の半額以上を減給してはならないというルールがあります。
また複数回減給される事例があったとしても、1ヶ月間の給料の10分の1を超えてはいけないというルールがあるのです。
これらのルールを守っていないバイトはブラックバイトなので注意しましょう。
6時間勤務を超える場合は休憩
6時間を超える勤務にも関わらず休憩が貰えないバイトは、労働基準法に違反しているブラックバイトです。
労働基準法では一定の時間以上働いた場合、必ず休憩を取るように定められています。
具体的には6時間以上8時間未満の労働では45分以上、8時間以上の労働では1時間以上の休憩が必要とされています。
休憩時間を削って働かせるようなバイトは、十中八九ブラックバイトです。
体への負担が大きくなり、健康にも影響が出る恐れがあるので避けましょう。
バイトの残業代
当然ですが残業したにも関わらず、残業代が払われないのは違法でありブラックバイトといえます。
また残業代が支払われていたとしても、残業代の計算方法にも注意しないといけません。
例えばあなたの所定労働時間が6時間として、残業も含めて1日に8時間労働したとします。
この場合は法定労働時間の8時間以内の勤務なので、残業代は通常の時給で計算されます。
しかしあなたの所定労働時間が6時間として、残業も含めて1日に10時間労働したとしましょう。
この場合は法定労働時間である8時間を超えた2時間分は、割増しされた残業代を支給されないといけません。
また1週間の勤務時間が40時間を超えた場合も、割増しされた残業代を支給される必要があります。
以上のことが守られていないバイトは、ブラックバイトなので注意しましょう。
仕事の準備や後片付けにかかった時間をバイト代で請求
仕事の準備や後片付けを、所定勤務時間外で行った場合も残業代として請求が可能です。
仕事のために制服に着替えるという行動は、労働だと定義されています。
そのためいくら準備と言っても、キッチリと残業代として支払われないと違法なのです。
もちろん仕事終わりの後片付けも、その店が労働力としてあなたを使用しているので労働に当たります。
仕事の準備や後片付けの時間は、実は多くのバイトが残業代を支払っていないのが現実です。
このような状況に遭遇した場合は、すぐに労働基準監督署に相談しましょう。
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まとめ
バイト選びは単に給料や業種だけでなく、労働環境や待遇なども考慮に入れるべきです。
ブラックバイトの特徴と見分け方を理解し、自身を守るためにも労働基準法の知識を身につけることが大切です。
またブラックバイト率が高い職種を知ることで、より良い条件のバイトが探しやすくなります。
自分に合った良いバイトを見つけることで、働くことの楽しさや充実感を得ながら給料をもらうことができます。
やめた方がいいバイトを避け、慎重に自分のライフスタイルに合ったバイトを見つけましょう。
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